弟地樽出美瑠物語『中島庵府仁大物編』
※こちらは女神転生1のキャラ達が繰り広げる穴座−ワールドです
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第壱話〜九話第拾話〜弐拾話第拾壱話〜参拾話

今21〜30話

投稿者:まきのさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

お弓:「爺さん!しっかりおしよ!!」
肩を揺さぶるお弓の問いかけに、意識を失った爺さんは一瞬気を取り戻した。
中島: 「いったい何があったんだ?」
???(以下・爺で):「い…石にされましたのですじゃ…」
蹴:「石?何の事でぃ?」

爺:「…この移動街、鼻炎を動かす事の出来る船頭の親方が
先刻怪しげな一行ともみ合いになったかと思うと、その姿が石になってしもうたんじゃ!!

ワシは恐ろしさのあまり、急いでその場から逃げ出そうとしたんじゃが
その一行にワシがその場にいたのを気付かれてしもうて
追われ追われて、命からがら此処まで逃げて来たんじゃよ…」

爺が話終わったかと思うと、草むらから怪しげな一行が現れ中島達を取り囲んだ。
青白い爺の顔から益々血の気が引いて行くのが解る。

爺:「や、奴等じゃ!!お助け下され!お若いの!!」
中島:「お前ぇ達!どうして 船頭を石にした!?」
?:「…答える必要は無い…」
??:「…ジジイ…余計な事を話したみたいだな…刀に吸わせる血が増えた…。」
爺「い、命ばかりは…」

(続く・・・。)


投稿者:“暇人”魂太郎@regamerさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

と、そこに割ってはいる中島。
中島「やいやいやいやい!もっと解る様に話さねえか!!」
お弓「『火事と喧嘩は江戸の花』って言うじゃないかい!!」
中島「そうそう!!…って、お…お弓…そりゃチト違わねぇか??」
蹴「『喧嘩両成敗』っすね。」
中島「そうそう!!そっち、そっちでい!!」
と言っているうちに、2人うちの片方の目が「ピカッ」と光り出した。
と同時に爺がグッタリとしてしまった。
そして、徐々に爺の足から石になって行く。
??「…貴様等も石になりたいらしいな…」
お弓「冗談じゃないよ!こっちはヤボ用で鼻炎街に来たのさ!
アンタ等に構ってる程ヒマじゃないよ!」
蹴「さすが姐さん!威勢がいい!!」
とお弓が啖呵を切ると、
??「ふっ…」
と言い残して2人とも街の奥へと行ってしまった。
中島「よし!追うぞ!!」
蹴「合点!!」と後を追おうとする1人+1匹を後ろから
お弓「アンタちょっとお待ち!まだ爺さんの息があるよ!!」
と声を張り上げる。
中島「何っ!?」と掛け寄って聞いた爺の言葉は
爺「…束茶薬を…」と言い残して、完全に石化してしまった…。
お弓「…たばさやく…アンタ、たばさやくって何だい?」
中島「…薬の名前にしちゃ、聞いた事ねぇな…おうケル、何か知ってっか?」

(続く・・・。)

投稿者:猫スポさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

弟地樽出美瑠物語 旅情編 ぶらり迷宮二人旅

蹴瑠部露巣「たばさやく…??」
中島「おめえも知らねえのかい」
蹴瑠部露巣「へえ。あっしにはとんと」
お弓「じゃあ、ひとまずこのあたりを探し回ってみようじゃないか」
−−−−
お弓「これが鼻炎街名物の石像かい」
中島「よくできてるじゃねえか」
蹴瑠部露巣「お、この先に温泉があるそうですぜ」
中島「疲労回復には、是非『回復の泉温泉』へ…か」
蹴瑠部露巣「ダンナ、あそこに人がいますぜ!
どうやら女…しかもサイケな髪型ですぜ」
お弓「あの髪の毛、動いてないかい?」
中島「あそこを通らないと、温泉には行けないみたいだな…」

続く


投稿者:けんたろ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

弟地樽出美瑠物語 湯けむり旅情編

中島:「まあいいか、ちょっくら通して貰おう。」
お弓:「アンタ、髪の毛が・・・」
中島:「どうやら温泉に行くわけでもなさそうだしな」
蹴瑠部露巣:「でも紅い着物に緑の髪ですぜ?怪しくないですかねぇ?」
中島:「それにしても狭ぇ道だなオイ」
お弓:「お前さん、人の話聞いて無いね?」
???「お待ち。このアタシのシャバに勝手に入るでないよ。」
謎の女は後ろ向きのまま声をかけてきた!
>>どうしますか?
≫BATTLE
≫TALK
≫ESCAPE
≫AUTO
≫続く

続く

投稿者:魂太郎@regamerさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

〜毎度の弟地樽出美瑠物語 旅情編 ぶらり迷宮二人旅〜

中島「べらんめい!コレに決まってるじゃねぇか!」
ピッ。 ≫続く
お弓「アンタ、それは終わる時のコマンドだよ…。」
蹴瑠部露巣「へえ。まったくそのとおりで。」
中島「そうか、じゃあコイツで。」
ピッ ≫TALK
中島「ちょいとサイケなねーちゃん。温泉につかりに来たんでちょいと通してくれねえか?」
???「だからあたしのシャバに勝手に入るでないよって言ってるじゃないの!!」
お弓「だから断ってから入るつもりなんだけど…」
???「むむ。」
寝子又「『むむ。』って…。」
中島「って訳なんでちょいと通して貰うよ」
一行が通りかかろうとした所に、サイケな髪の女が振り向いた。
寝子又「ダンナ!髪の毛かと思ったら…蛇です!大量の蛇です!色仕掛け効きません!」
蹴瑠部露巣「…あほかい。」
蛇が一行に襲いかかった!!
ピッ ≫続く

投稿者:けんたろ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

〜弟地樽出美瑠物語・復刻版 筋肉番付編〜

かぷ。
なんと蛇達は中島一行の服を咥え、そのまま温泉に引きずりこんだ!
中島一行: 「だあ〜??!!」
水飛沫を立てて温泉に引き込まれた一行は全体ダメージを受けた!
???:  「この愛弟友ー沙様の入浴を邪魔した罪は重いよ!!覚悟おし!!」
蹴瑠部露巣:「なんとダンナ、徳間書店の攻略本によると、
こいつぁ町の人間を石にした悪い代官ですぜ!」
中島:   「ごぼごぼごぼがぼがぼがぼ」
蹴瑠部露巣:「ダンナ話聞いて下せぇ!何してんスか!」
中島:   「ぶくぶくぶくぶく・・・・・・」
蹴瑠部露巣:「そいえばダンナ文化系人間したっスね・・・」

続く


投稿者:猫スポさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

〜弟地樽出美瑠物語・復刻版 弟斬り十兵衛は出てこない〜

蹴瑠部露巣:「そいえばダンナ文化系人間したっスね・・・」
中島:「ひかえおろう、この "野音派素紺" が目に入らぬか、これぞ文化系人間の真骨頂」
蹴瑠部露巣:「なにやら文字盤をたたく度にピョンピョンと摩訶不思議な音がいたしまするなあ」
中島:「その奇妙な音こそ "野音派素紺" の生きている証」
蹴瑠部露巣:「おまけに水に浸かって煙を吐いて御座候、これすなわち湯あたりしたるがごとし」
中島:「…煙?」
ノートパソコンから煙。
中島:「ぎゃぁあああアーッ」
蹴瑠部露巣:「こ、これが愛弟友ー沙の入浴を邪魔した罪…こいつァ恐ろしいや」
???:  「(勝手におし)」

投稿者:魂太郎@regamerさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

〜 復活!!弟地樽出美瑠物語 蛇はツライよ 〜
お弓 :「所でどーするんだい、その蛇のオバサンは。」
???:「!!…この愛弟友ー沙様をオバサン扱いとは…覚悟おし!!」
寝子又:「それと同じような台詞は2つ前でも聞いたよ〜。頭ボケてんじゃ〜ん?」
???:「ムキー!!蛇共!やっておしまい!」
「アイアイサー」と言わんばかりに髪の毛の蛇が伸びて来た!
中島: 「…"野音派素紺" がぁ…」
蹴瑠部露巣:「ダンナ、髪の蛇が来ますぜ!ってソンナ所で修理してないで〜!!」
中島は野音派素紺を開けて修理している。しかも風呂に浸かりながら。
お弓: 「アンタ!殺しだってよ!!」
中島: 「何っ!!てーへんだてーへんだ!!…って、今がてーへんだ!」
気が付いた中島が辺りを見回すと蛇だらけ。中島は蛇に囲まれてしまった!!
お弓: 「アンタ!!コレを!!」
と、隠し持っていたフツーの十手を中島の近くに居る温泉に投げ込む。
すると…みるみるうちに十手に炎がまとわれた!
寝子又:「十手に炎が!!」
蹴瑠部露巣:「回復の温泉で十手も回復したんだろうな…」
中島: 「冷静に分析してないで何とかしてくれ〜。」
と言っている自分が蛇の囲まれている中で冷静に野音派素紺を直している。
続く。

投稿者:たっくん校長◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


〜弟地樽出美瑠物語・復刻版 印照入ってる?〜
混乱している中島を尻目に、お弓は目を赤くしながら蛇を片っ端から
やっつけていた。

お弓 :「…あんたら蛇が!!(バキッ!)
なんだっていうんだいっ!?(ボキッ!!)
あんたらのせいでぇえええ!!(バキっ!!)
裸にされたりぃいい!!(グシャッ!!)
ゆかりさんがあああぁぁ!!(バキャッ!!)」

蹴  :「あの…ダンナ、ゆかりって誰ですかい?(泣)」
中島 :「さ、さあ…。(汗)前世でかなり蛇に痛い目に遭わされたんじゃ
ないのか?…何されるかわからんからあんまり近づくな。」
お弓が暴れたことでやっと十手を取る機会を得た中島は、炎を纏った
十手を手に、叫んだ。

中島 :「カグツ……、じゃねえ、ジュッテ――――!!!」
愛弟 :「な、何ィイイイィ!?」
中島 :「あ、蓑多迂路酢を倒したこの十手にぃいいいぃ!!
きぃさまぁもまたあああ!!刺し貫かれたいのかぁあぁ!!」
愛弟 :「何ィ!?貴様が蓑多迂路酢を!?」
蹴  :「いや、ダンナ、確か牛はお弓さんが…」
中島 :「…う、うるさい!!お前は野音派素紺を直しとけ!!」
蹴  :「ううう…なんでこんなことを…。(泣)よくわかんないッス。」

『印照、入ってる?』の中身に戸惑う蹴瑠部露巣をそっちのけで、
中島達の反撃が始まった!!

続きます。
投稿者:レイさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

〜〜弟地樽出美瑠物語・受難〜〜

中島はホノオノジュッテで斬りかかろうとしたが
なんともうお弓が愛弟を無惨な姿に変えていた。(早っ!)
あたりに転がる蛇たちの死骸とその中央に仁王立ちのお弓・・・。

中島:   「お弓、でぇじょうぶかっ!(汗)」
お弓:   「はぁはぁはぁ・・・。大丈夫よ。
こんなやつら、大したことないわ。」」
(返り血を全身に浴びたお弓が振り返る)
中島:   「ひぃ〜〜!!こ、怖い!!」(心の叫び)
「と、ところで(声が裏返りながら)蹴瑠部露巣!
野音派素紺は、直ったか?」(急に話題転換)
蹴瑠部露巣:「ダンナ、俺の指じゃぁ・・・キーが叩けないっすよ(泣)」
寝子又:  「あたしに貸してご覧よ・・・
ってあたしの手でも無理だった(爆)」」
お弓:   「もう、何やってんだい、あんたたちは!
貸してごらんよ。こ〜ゆ〜もんはね、
こうすれば直るんだよ!」

ドカッ!バキッ!(お弓の鉄拳が炸裂)(爆)

中島:   「うわ〜〜!!俺の野音派素紺があぁぁぁぁっ!(号泣)」

>>続きます(汗


投稿者:playtesさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

お弓:「愛弟友ー沙も倒したんだ、これで町の人たちも元に戻るだろう」
立ち上がり空を仰ぐお弓の顔はとても清清しかった。


投稿者:魂太郎@regamerさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

とりあえず中島は部屋に篭り切って野音派素紺を懸命に修正している…。

その傍ら、お弓が何故か挨拶回り。石化されていた街の人達が元に戻り、
口々に愛弟友ー沙を倒したのは肉体派ヴァルキリーお弓と言う噂が立っている…
というのを確認しに行く為である。

 が、

 街人A「オオッ!あの人だ、あの人がヴァルキリーお弓さんだ!」
街人B「あぁ…素敵なお姉様ですぅ〜」

 噂もお弓で持ち切り。至る所に『お弓グッズ』まで販売している有様。

そしてそこから家に帰って来たお弓には疲労が目に見えていた。
中島「おぅお弓、で、どうだった」
お弓「鼻炎の街の人達ってコワイ…」
中島「!?そりゃ一体どうゆう事だぁ?」
お弓「いや、あの一部始終…誰がみてたのか、愛弟友ー沙を倒したのは
アタシって事になってのよ。」
中島「もっともだ。と言うか実際になぎ倒したのはお弓だしな。」
お弓「…。で、ソレはイイとして、街に行ってみたのよ。そしたら…
街にはアタシのグッズが立ち並んでるのよ!それだけじゃないのよ!
…街の真ん中辺りに…アタシの石像が…」
中島「…なんだ、まるで「わ〜るどかっぷ」みたいだな…。」
お弓「で、アンタの野音派素紺はどう?直りそう?」
中島「…お湯に使って煙出てた上にお弓の鉄拳攻撃だからな…。
とりあえずは中身の出来を見てる所だ。」
お弓「そうかい…アンタ、すまないねぇ…」
中島「まぁ、終わっちまったモンは仕方ねぇ。とりあえず明日にその
『鼻炎の街』のお弓像でも見に行くついでに聞き込みでもするか!」
お弓「あいよ。そんじゃ、先に寝るよ」

 と言って何時の間にか敷いていた布団に潜り込んでイキナリ寝息を立てていた。

中島「お弓…オレのメシ位作ってくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 こうして、夜は更けて行く…

エピローグ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

かくしてなんか忘れてる気はするが今日も飛鳥は平和であり
利津玖は今日も川に洗濯に、栗酒奈は印度出身の利点を生かしたアッサーム栽培へと
無事お弓の監視下の元再就職できましたとさ。

めでたし、めでたし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・しかし・・・・・・・・・・

ゴォーーン(SE:寺の鐘の音)
場所:庵府仁寺

留師腐阿:「・・・ときに。阿取螺」
阿取螺:「は」
留師腐阿:「悪魔合体があるのに、どうして悪魔分解がないのだ?」
阿取螺:「は?」
留師腐阿:「パペマペはどうして頑なに顔を見せないと思う?」
阿取螺:「留師腐阿様、もしや超ヒ・・・」

ガシャーン

留師腐阿:「なっななななにを申す!ヒマなどではない!」
ぞ磨:「そうだ阿取螺!なんて事を!!月にかわって……………………………………………………なんでもねえよ。」
留師腐阿・阿取螺:「………………なんだ?」


ぞ磨:「な…なんでもねえよ…見んな!!見んな!!」

完。

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