今1〜9話 |
第壱話〜旅立ち〜:けんたろ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 中島:「あぁ、庵府異仁(アンフィニ)寺にヤツが潜伏しているという情報があってな。 今日こそお縄を頂戴してくれる。」 お弓:「あの辺は最近物騒だからお気をつけ下さいませよ。」カチカチ☆(SE:火つけ石) 中島:「今宵は栗酒奈(クリシュナ)を共につけるから心配するな、 (見つめあう事1分)じゃあ行ってくるぞ。」 お弓:「あ!おまえさん!コレを・・・。」 中島:「おお、炎の十手じゃあねェか!」 (続く・・・。) 投稿者:まきのさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ゴォーーン(SE:寺の鐘の音) 場所:庵府仁寺 中島: 「ここに奴が潜伏しているのに間違いないんだな?」 栗酒奈:「へい・・寺の様子を張らせた黄泉醜女の情報に 間違い御座いやせん。」 中島: 「留師腐阿(ルシファー)め・・今度こそお縄にしてくれる」 栗酒奈:「中島様、寺から誰か出てきましたぜ?」 中島: 「・・・何!・・・あ、あれは・・・!!」 (続く) 投稿者:魂太郎@regamerさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 中島: 「か…勘定奉行の明日多露都(アスタロート)殿では!」 栗酒奈: 「噂では、勘定奉行様も留師腐阿(ルシファー)に1枚噛んでるとか…」 中島: 「そうか、それでか・・・・。その側に付いている2人が、 留師腐阿の用心棒としても名高い阿取螺(アシュラ)とぞ磨(ゾマ)か…。」 栗酒奈: 「ますますここに潜伏していると言えますね、中島の旦那。」 中島: 「おうよ。とりあえず勘定奉行はやり過ごそう。今回は勘定奉行が狙いじゃねえからな。 ま、留師腐阿をお縄にすりゃ、いずれは手も回るだろうしな。」 栗酒奈: 「しかし、向こうは未知数、こっちは2人…、人手が足りやせんね。」 中島: 「よし、黄泉醜女を使って救援を頼まぁ!」 栗酒奈: 「合点!!」 ・・・・数十分後・・・・ (続く) 投稿者:catspottingさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 弟地樽出美留物語・「飛鳥の住人」 中島: 「まだ来ねェのか、あの婆ァは」 黄泉醜女:「ほっほっほ、急がば回れと云うぞえ」 中島: 「遅ェぞ婆ァ!己は急いでんだッ」 黄泉醜女:「難儀な奴よの」 中島: 「いちいちうるせェな、とっとと行くぞ」 (続く)… 投稿者:たっくんさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 弟地樽出美瑠物語『中島庵府仁大捕物編』〜暴れん坊召喚師〜・「黄泉の使いの受難」 栗酒奈: 「・・・ところで、黄泉醜女よ・・・。」 黄泉醜女:「ギャッ?何ぞや。」 栗酒奈: 「こちとら、炎の十手だけじゃ、ちと厳しいよな。」 黄泉醜女:「・・・・そうですな。ギャッ。」 栗酒奈: 「そこで・・・・だ。例のものを・・・」 黄泉醜女:「・・・・・・?」 中島: 「吐け。」 黄泉醜女:「・・・・・ギャッ???」 中島: 「吐き出せ。」 黄泉醜女:「ギャッ!??」 栗酒奈: 「石だよ、石!!以前、呂葵(ロキ)の野郎を縛り首にしたときに お前が飲み込んじまった石だよ!!あれが無きゃ、銘刀「火之迦具土」 が使えねーじゃねーか!」 黄泉醜女:「ギャッ??!!そ、それは・・・・・」 中島: 「出せねえなら手ぇ突っ込んで手伝ってやる。おい栗酒奈、そっち持ってろ」 黄泉醜女:「グギャーーーーーッ!!!!」 中島達はそうして銘刀「火之迦具土」を手に入れたのだった。 (続く) 投稿者:まきのさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 勘定奉行の明日多路都を寺の前に呼んでいた篭に乗せ それを見送る阿取螺と ぞ磨。 中島と栗酒奈は陰から様子を伺っている。 場所:庵府仁寺の中 カコンと獅子脅しが鳴る(寺に獅子脅しがあるのかは不明) 阿取螺・ぞ磨:「留師腐阿様・・ただ今戻りました。」 留師腐阿:「うむ・・」 ぞ磨: 「・・表に何者かの気配を感じました・・おそらく・・」 留師腐阿:「中島、・・か。」 阿取螺: 「近ごろ寺の回りを嗅ぎまわっている輩がおりまする。 ・・気配はまだあります故、直ちに我らが・・」 留師腐阿:「よい・・捨てておけ」 ぞ磨: 「し、しかし・・」 留師腐阿:「我らには・・奴が手出し出来ぬ奥の手があるのを 忘れたわけではあるまい?」 (続く) 投稿者:けんたろ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 場所:またまた庵府仁寺内 留師腐阿: 「それより最近我が物にした腐海・・・もう一つ花が欲しい処よのう・・・。」 阿取螺: 「は!その件、魅魂藩の蓑多迂路酢(ミノタウロス)に任せておる次第で・・・ 今晩当たりに決行かと・・・。] 留師腐阿: 「彼奴というのが、心配だが・・・まあ、阿取螺、お前に任せよう。」 ぞ磨: 「曲者!!」(すかさず天井にナギナタ3発) 阿取螺: 「・・・どうした?」 ぞ磨: 「いや、鼠らしいが・・・。逃がしたようだ・・・。」 留師腐阿: 「フフ、愚かな。ぞ磨、阿取螺!明朝赤之城に戻るぞ!」 ぞ磨、阿取螺:「ははっ!」 (続く) 投稿者:いとーのいぢさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ >弟地樽出美瑠物語・番外編 女:ちょいと!お待ちよ!何だい、こんな稼ぎじゃ正月もろくに越せやしないじゃないか! 男:うるせえなぁ・・・麻利伊のばばあに一杯くわされちまったんだよォ。 女:この甲斐性なし!下手な言い訳してんじゃないよ!その魂符はお飾りかい? 男:(ちゃぶ台をバアンとひっくり返して)おうおう!黙って聞いてりゃ言いてぇこと言い やがって!この魂符は出美瑠佐摩那亜のおいらだけが・・・・・・・ ゴス バキ ドス!!! 女:ごちゃごちゃ言ってないでとっとと稼いできな!!! 男:・・・(頬を腫らしながら)は、はひ・・・ 三平:まったく、ここは平和でさァな、旦那ァ!! 琵玖戸流:む、良い正月じゃの・・・ 。。。。。。。。。 投稿者:けんたろ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 場所:薔亜流腹回廊(ヤンキー語) 栗酒奈:「ダンナ、待ってくだせいよ、ダンナってば! 敵さん目の前にしてどこに行きなさるんですかぃ?」 中島: 「こいつぁ、なにか胸騒ぎがする、一度戻るのが得策だ」 栗酒奈:「とかなんとか言っちゃって、ダ・ン・ナ、実はお弓さ・・・ひでぶ!(裏拳)」 中島: 「果報は寝て待て、江戸っ子は五月の鯉の吹き流しと言うだろう(親指!)」 栗酒奈:「ぐふっ・・・ダンナソレ良く解らないッス・・・(泣)」 (続く) |