投稿者:たっくんさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
薔亜流腹回廊・解放編
中島:「お弓のところに帰る前に、やることがある。」 栗酒奈:「と、おっしゃいますと?」 中島:「ここの地下牢に言われの無い罪で閉じ込められている利津玖(リック) と言う奴がいる。そいつを仲間にする。ちょっとは戦力になるはずだ。」 栗酒奈:「さすが、ダンナ!」
・・・そうして、利津玖を15両払って解放した中島達だが・・・・。
利津玖:「・・・・・・・・・・どうも、ありがとやんした。 あっしも是非、仲間に入れてくんなせい!」 中島:「転校生に忠告するけど・・・・。あまり僕と関わらない方がいい・・・」 栗酒奈:「ヒュー!ダンナ、決まってますぜ!!!」 利津玖:「いえ、是非お供させていただきやす!!あっしの本当の姿を 見せて差し上げましょう!」 ドロンッ!!! 中島・栗酒奈:「おおおおおおっつ!!!????」
(続く)
投稿者:catspottingさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
〜弟地樽出美留物語〜 利津玖はなぜか栗酒奈そっくりの姿になった。 中島:「おい、本当の栗酒奈はどっちだ」 二人:「あっしです」 中島は独語(ひとりごと)を呟いた。 中島:「これでは俺の"かたてわざ"に差し支えが出る」 二人:「さあ、いきやしょう!」 中島:「おい、おめえらちょっと待て。こうしよう…」
(続く)
投稿者:まきのさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【弟地樽出美留物語】 <続き>
暫く考えていた中島だったがある物を目にし口を開いた
中島: 「・・左に居るのが利津玖に間違いないな」 栗酒奈になった利津玖: 「旦那、解るんですかい!?」 中島: 「一瞬区別がつかなかったんだが・・お前舶来物の腕輪をしてるだろう?」 栗酒奈になった利津玖: 「へい。流石中島様だ・・よく見てらっしゃる・・。」 本物の栗酒奈: 「おい・おめぇ・もしかしてそれは・・」 栗酒奈になった利津玖: 「へへ・・そうです・・ この腕輪はあっしが牢に入れられる前に中島様から手に入れておくように 言われた切り札を手に入れるために必要な大事な大事な腕輪でさぁ。」
(続く)
投稿者:“新生”魂太郎さん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
中島:「よし、手に入れておいたか。とりあえずそれは持ってろ。 栗酒奈が2人いちゃ解らんからな。」 利津玖:「へい、わかりやした。」 栗酒奈:「しかし旦那、舶来物の腕輪の情報を何処から…?」 中島:「ん?とあるタレコミがお弓の耳に入ってな。 そっからチョイトな。じゃ、一旦戻って体制を立て直すぞ。」 利津玖&栗酒奈:「へい!」 〜そして見紺街に戻り〜 中島:「お弓!!今けえったぞ!!」 お弓:「お帰りお前さん!! なんだか胸騒ぎがしてたけど、帰って来てよかった…。」 中島:「お弓…おめえ…。」 お弓:「じゃ、とりあえず飯の支度するから、ちょいと待ってて! そうそう、お前さんが留守の間に、またタレコミがあってね。 南蛮渡来の銀製のれ裏医婦が盗まれたらしいよ。」 中島:「そっか、あのれ裏医婦が通行所代わりになると知って狙ってきやがったか…。 明日多露都殿が情報を流したみてぇだな…。 まあ仕方ねェ。今日はゆっくり休んで、明日にでもするか! おうお弓、飯はまだか!」 お弓:「はいよ、もう出来るからね!」 こうして、中島はお弓との一時を過ごした。
そして次の日…。(続く)
投稿者:たっくん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟地樽出美瑠物語 -みちのく二人旅・・・?- 中島:「じゃあ、いってくるぜ。」 お弓:「あんた、気をつけてね。」 中島:「・・・・・・・。」 お弓:「あんた、どうしたんだい?」 中島:「いや、・・・どうもおめえが一緒にいねえと・・・ なんてゆうか・・・落着かなくてよ・・・・・。」 お弓:「そうならそうと、なんで『俺に付いて来い!』って いってくれないのさ。・・・・いいわ、私も付いて いってあげる。」 中島:「・・・・すまねえな・・・・。」(照れ笑い) 蹴瑠部露巣:「おおっ!!中島親分!!どうしたんですかい!?」 中島:「おお!おめえは俺の右腕的存在(説明的台詞)、蹴瑠部露巣 (ケルベロス)じゃあねえか!!じつはかくかくしかじかでよ。 おめえも手伝ってくれないか??」 蹴瑠部露巣:「いや・・・そちらのお嬢ちゃんをくれるなら・・・・。」 中島:「おう、持ってけ持ってけ。」 お弓:「ざけんじゃないわよ!!!!!!!!」(強パンチ!!!) 中島:「はうあっ!!!!!」
・・・つづく・・・・。
投稿者:けんたろ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟地樽出美瑠物語〜旅立ち〜
ナレーション:そんなこんなで蹴瑠部露巣と弓子を連れ、 再び見紺街を出発した中島一行であったが・・・。
蓑多迂路酢,:「おう、待ちな。」 お弓: 「あら牛さんがなんの用だい?ちょっとどいておくれ」 蓑多迂路酢,:「牛じゃねぇ!こっから先は行かせねぇぜ。」 (中ボスBGM/暗転) お弓:・・・ぷちッ 「とっととおどきって言ってんだよ!!」(3連コンボ→超必殺) ・・・・・・・・・・ お弓: 「たいしたコトないじゃないか。口ほどにもなかったねぇ。」 中島: 「お・・・お弓・・・。」 お弓: 「あぁっ!おまえさん!! 何処行ってたんだい、怖かったじゃないか。」 中島: 「おぅ、すまねぇな。ちょっと厠へ・・・。」 (はいるスキが全く無かったとは言えない) お弓: 「これで先へすすめるね、 これからちゃんと守っとくれよ(つん)」 蹴瑠部露巣: 「姐さん・・・。」
(続く)
投稿者:猫スポさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
弟地樽出美瑠物語〜ぶらり芭留原二人旅〜
中島: 「おうお弓、ここがウワサの芭留原(ヴァルハラ)だぜ」 お弓: 「何がウワサなんだい?」 中島: 「……」 しばらく歩くと、一人の男が門を守っていた。 弗(ドル):「ここは関所だ。誰も通すわけにはいかない」 中島: 「そこを何とかならねぇかな?なんならこの女を…」 お弓: 「ざけんじゃないわよ・リベンジ!!!!!!!!!!」(100HIT COMBO) 血まみれの中島:「も、門番…この話は、無かったことに、してくれ…ハァハァ」 蹴瑠部露巣:「他に出入口を探してみましょうぜ…あ、あそこ見てくだせぇ」 血まみれの中島:「おまえ…何事もなかったように…進めるな…ゼィゼィ」 蹴瑠部露巣の視線の先には、先ほどの関所にそっくりの関所が。 我留(ガル):「なんだ、おまえ達は?」
(続く)
投稿者:まきのさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
我留: 「通行手形は持っているのか?」
黙ってしまう一同
お弓: 「お前さん・・手形は・・」 中島: 「・・うむ・・れ裏医婦(レリーフ)はどこぞの悪党が持ち去ってしまったからな・・」 蹴瑠部露巣:「弱りましたね・・」 中島: 「ここは一つお弓に色仕掛けで・・はっ!!」 中島の後ろに握り拳を握ったお弓が・・その気配を感じた中島は 中島: 「と、言うのは冗談だが・・」 と、誤魔化すように咳払いをした。 そんな困り果てた一同の前に、通りかかった寝小又(ネコマタ)が小走りに駆け寄ってきた。 寝小又:「中島のダンナー♪」 中島: 「おう、寝小又じゃねぇか。奇遇だな、こんな所で!」 寝小又:「最近ちっとも通ってくれなくて寝小又寂しいです・・」 お弓: 「!?・・蹴、蹴瑠部露巣・・あのお人は・・?」 蹴瑠部露巣:「芭留原(ヴァルハラ)で有名な芸者でさぁ!」 お弓: 「芸者!?・・あ、あんたーー!!」 怒りに燃えたお弓の拳が中島にボディーブローを浴びせた! 血まみれの中島:「お、お弓・・誤解だ!!この寝小又は前の捕物の時に世話してやっただけで・・」 お弓: 「そ、そうだったのかい・・あんた・・御免よ・・」 蹴瑠部露巣:「そうだダンナ!寝小又にあの門番を色仕掛けで落してもらうってぇのはどうでしょう!」
(続く)
投稿者:“新生”魂太郎さん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
中島@血まみれ:「そうか…う〜む、気は進まんがここは俺の色仕掛けで…」 弓子: 「…へ??あ、あんたぁ??ど、どうしたっての??」 蹴瑠部露巣:「だ、旦那??旦那の色仕掛けじゃなくて寝小又の…。」 寝子又: 「旦那…私を庇って色仕掛けを…。」 その時、弓子の頭ん中が一気にバースト状態になった。 弓子 「あんたぁぁ!!」弓子のジャンプ大パンチ→アッパー→ドルフィンブロウが中島に炸裂!! 中島@腰砕け 「だから誤解って言ってるだろうが〜!!何故に俺が殴られなきゃイカンのや〜!!」 寝子又: 「…この夫婦、怖いですぅ…」 蹴瑠部露巣:「寝子又…それに付き添ってる俺の気持ち、解るか?」 寝子又: 「…そーね、それはそれは十分に…」 (…そして一悶着後…) 中島@最早原型不明:「…と、言う訳で、寝子又、お願い出来るか?」 寝子又: 「はいな。どっちにしろ断ったら旦那みたいになっちゃうし…」 蹴瑠部露巣:「…賢明な判断だ…」 弓子: 「うちの旦那の為に…すまないねぇ…。」 と、門の方に目をやる一行。しかし… 寝子又: 「…?旦那?門番の方から近寄って来ますが?」 中島@原型不明「む!皆、戦闘配備!」 一行はそれぞれ戦闘形態を取る。 我留: 「ハッハッハッハ!!こりゃ面白い夫婦だ!!」 近寄ってきたかと思えば、豪快な笑いを繰り出した。 「特におなごの方、お弓とか言ったかな? お主の拳、中々の腕前。どうじゃ?この際、拳闘で飛鳥1を目指すつもりは無いか?」 お弓: 「いや、私はうちの旦那がいないとダメなんです…」 我留: 「う〜むそうか…。しかし、世の中は広いもんだ…よし!今回だけはその拳に免じて 黙って通してやろう!!」 寝子又: 「にゃにゃ?じゃあ、あたしの出て来た立場ってのは一体!?」 蹴瑠部露巣:「どうせなら寝子又も一緒に行ってみるか?」 中島@原型戻りつつある:「そうだな。仲魔は多ければ道中楽しいし。」 弓子: 「じゃあ、お言葉に甘えて通して頂きましょうか♪」 我留: 「お弓とやら、拳闘の件、考えておいてくれ。」 こうして一行はよく訳の解らないまま関所を通過した…
投稿者:タカナさん◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
中島: 「いやぁ、上手くいったな。」 蹴瑠部露巣:「なんだ、さっきのは芝居だったのか?」 中島: 「当たり前だろう、俺がそんな女子にだらしなく見えるか?」 お弓: 「なんだい、そう言ってくれれば、手かげんしてさっきのドルフィンブロウ、 バーンナックルにしたのに...。」 中島: 「...。(T_T)」 寝子又:「そ...そうこうしてるウチに着いたみたいにゃ!」 お弓: 「ここはどこだい...?」 蹴瑠部露巣:「『鼻炎の町』だ。」 中島:「もっと他にいい名前はなかったのか...。」
投稿者:けんたろ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 中島:「ぶぇっくしてやんでぇいちくしょうめぃ」 お弓:「あらやだアンタ風邪かい?」
城へ向かう一行が通過する次なる町、鼻炎街は 建設物でありながら少々微粒子が舞う不思議な街であった。
中島:「ズ…ん〜む。なんかこの町は鼻かムズムズしやがる。 おっと蹴、近道はどっちだ?」 蹴: 「私めもしばらくぶりで、展開すら怪しくなっておりやす・・・。」 お弓:「何してたんだろうねぇ・・・。」 蹴: 「風の噂では、この街は動かす事ができるらしいんでさぁ。」 中島:「む!そいつぁいい!! 動かせれば早急に奴の所へつける寸法だな?」 蹴: 「そうでさぁ。 ただ、それには・・・。」
ガサッ…ガサガサ!ズザァッッッ!! 無いはずの草むらがなぜか出現し、 そこから御年配の殿方が一行の列に滑り(倒れ)込んできた。
お弓:「あぁっちょっとじいさん! 大丈夫かい!?」 中島:「なんかあったのか!?」 ???:「た・旅のお方・・・お願いが・・・ガクゥ」 中島・お弓:「はや!」
(続く・・・。) |